ハンドメイド 確定申告のやり方~白色申告の注意点~

こんにちは、赤い猫です。

赤い猫は今年2月(2016年)に初めて確定申告をしました。
確定申告には2種類あるのですが、白色申告の方です。

ハンドメイド販売をして稼げるようになると嬉しいのに、
その分確定申告の大変さは増しますよね。

今回は初めての白色申告する方に向けて
体験談や注意点についてお話します。

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●確定申告には『白色申告』と『青色申告』があります。
青色申告は10万円、または65万円控除されますが、その為には青色申告の申請と開業届と出す必要があります。

 

確定申告はいくらから必要?

 

売上がそれほどないと、自分は確定申告の必要があるのかよくわかりませんよね。

よく言われる雑所得は20万以上で確定申告が必要とか、
売上38万で扶養控除がどうのこうのとか、ちんぷんかんぷんです。

 

調べてみるとざっとこんな感じです。

●勤めていて給与がある場合
ハンドメイド売り上げが20万以上なら確定申告が必要。

●勤めていない人は所得から基礎控除38万円を引いて
プラスだったら確定申告が必要。

所得というのは、売り上げから経費などを引いた金額です。

[売上]40万ー[経費]5万円=[所得]35万円
↑基礎控除38万円を超えないので、確定申告の必要なし。

[売上]45万ー[経費]5万円=[所得]40万
↑基礎控除38万円を超えているので、確定申告の必要あり。

【2020年追記】
令和2年の確定申告から基礎控除額が38万から48万になります。

正直なところ、確定申告が必要かどうかわからなければ
税務署に電話をかけて聞くのが一番ハッキリしていて間違いがないです。
「これだけ利益があって~」と聞けば、すぐに必要かどうか教えてくれますよ。

ネットで確定申告の事を検索しても、何が本当の事かわからなくなっちゃいます。
税務署に電話するの何だか怖いですけど、
コミュ障の赤い猫でも出来たんだから大丈夫ですよ~!

 

*赤い猫が税務署に電話した時の話*
去年の利益が30万くらいありました。
その他2月までバイトをしていたので、その給与があったんですね。
12月になると確定申告が必要か不安になり、ドキドキしながら税務署に電話。
確定申告は必要との事。

あと私は父の扶養に入っているので、扶養控除が外れちゃうのかも心配して、それも聞きました。
返ってきた返答は「ギリギリセ~フ!」でした(笑
返答の仕方にちょっと笑いました。

扶養や扶養控除の事については今でもちょっとよくわかりません。
もっと稼いで扶養から外れられるように頑張らねば。

 

白色申告に必要な物

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①帳簿
白色申告はあまり難しくないと言われますよね。
記帳の仕方もおこずかい帳みたいな書き方でいいそうです。

:例:
1月10日 花のピアス +1000円
1月15日 発送 -120円
1月20日 仕入れ -500円

こんな感じで、売り上げと経費の値段を記入します。
家計簿をいつも付けている人は、慣れたものかもしれませんね。

 

②領収書やレシート
領収書やレシートなどは、きちんと取っておいて下さいね。
レシートなど貰えない時は、『出金伝票』というのがありますので、それに書いておくといいですよ。
『出金伝票は』100均でも売ってます。

 

③売り上げ記録
作品を売買している記録がのっているものを用意します。
例えばハンドメイドマーケットのミンネさんだったら、
注文一覧データをダウンロードして印刷します。
(ダウンロード後印刷する必要があるかわかりませんが、
手元にあった方が安心ですよね。)

ヤフオクの場合どうしたものか悩むんですけど、
赤い猫は出品終了分のページをそのまま印刷してました。

 

④通帳やクレジットカードの入出金がわかるもの
③の売り上げ記録のように、記録を印刷しておきます。

 

⑤マイナンバー
28年度の確定申告から必要になるそうです。

 

⑥本人確認書類
運転免許証など。
↓詳しくはこちらからご確認ください
本人確認書類
⑦印鑑

 

税務署に行く時は、領収書やレシート、売買の記録を印刷したものは持っていかなくても大丈夫だと思います。

赤い猫は何もわからなかったので、持ってっちゃいましたけど(^^ゞ
(領収書やレシート、帳簿などは確定申告が済んだ後も
数年(5年とか7年くらい)保存しておいてくださいね。)

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白色申告の注意点

 

2016年の2月、赤い猫は恐々とした気持ちで初めての確定申告に出かけました。
帳簿という名のノートには、1年のハンドメイドの記録をしたためています。

帳簿の書き方は、左ページに1カ月分の計算、右ページには仕入れの時のレシートを貼り付けました。
各ページには仕入れ費通信費引かれた手数料を書き、最後のページには1年の利益や経費を計算してまとめています。

これで準備万端!
渡された書類に計算しといたのを書けばいいだけ!

と、そうは問屋がおろさなかった……。

 

経費というのは色々な種類があるんですよね。
赤い猫は仕入れ、通信費、手数料くらいしか分けていませんでしたが、その他、荷造り運賃や消耗品費なども分けなければいけなかったのです!!

確定申告を記入する場所で、電卓を叩きながら一から計算のやり直し。
分からない事を聞きたいけど、係のお姉さんは忙しそうに動き回り。

終わるまでにものすご~く時間がかかりました;;

ちゃんとそれぞれの経費に分けて計算していれば、すぐに終わったんですけどね。
初めて白色申告される方は、お気を付けください。

 

白色申告でも会計ソフトを使うと楽ちんになりますよ。
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来年はどうするか?

 

初めての白色申告を経て、さて来年はというと
次からは青色申告を行なう事になりました~!

白色申告した際に、係のお姉さんに青色申告を進められ、
「え?え?」と流されるままに『開業届』を出すに至りました。

青色申告の65万控除のための複式簿記は、面倒ですごく疲れます。
考えるだけで気が滅入る感じ(^_^;)
だけど、これからもっとハンドメイドで稼ぐんだ!
と思っていたので青色にして良かったです。

65万控除(または10万控除)は大きいですから、ガンガン活動するつもりなら、青色申告はやって損はないです。

 

まとめ

 

白色申告は、要点を押さえればそんなに難しい事はありません。

確定申告にあまり神経をとがらせずに
ハンドメイド販売を楽しんで続けられるといいですね。

それではここまでお読みいただき、ありがとうございました^^

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