こんにちは、赤い猫です。
ハンドメイド作品を販売するのなら
必ず守らなければいけない『著作権』。
結構破っている方が見受けられますよね。
アニメや漫画の二次創作は
今のところグレーな扱い(見逃されている)ですが
minneでの販売はどうなのでしょうか?
既存の作品やキャラクターなどを使用して
新たに創作する事を”二次創作”といいます。
日本ではアニメや漫画のファンが
同人誌を作ったりグッズを作ったりする事を
二次創作と呼ぶイメージが強いかもしれません。
昨日の事ですが、
minneの作品を見て回っていたんです。
そしたら見つけてしまったんですよね
既存のキャラクターを使った作品を。
”○○風マスコット”と
キャラクターの名前入りで販売されたその作品。
気になってしまったので
その方のギャラリーを覗いてみると
数名購入者がいるようでした。
そしてさらに驚くことに世界的に超有名な、
手を出したら一番まずいと言われている
某会社の某キャラクターまでが使用されていたのです。
け、消されてしまう……色んな意味で……。
まぁ某有名なネズミーは置いといて、
日本のアニメや漫画のキャラクターを使用する
いわゆる”二次創作”作品は
minneで販売できるのか気になり調べてみました。
minneのよくある質問に以下の様な文があります。
原則として、商用利用を禁止されている素材、型、デザインを使って作成した作品は掲載することができません。 商用利用の可否については、お客様ご自身で販売元や製作元に必ずご確認ください。 例1)【キャラクター】 原則として、権利侵害の恐れがあるため、キャラクターがプリントされている生地や素材を使った作品、またはそれ自体の販売・展示は禁止しております。 利用許可を得ている場合には、許可を得ていることを必ず対象作品に明記してください。 販売許可の明記が確認できないものについては、許可を得ていないものと判断し、アカウント停止等の対応をさせていただきます。 ※許可を得ている旨については、作品ページ内に以下のように記載 「○○の□□さんに、転売の許可を得て販売しております。」 例2)【◎◎風~】 権利侵害の恐れのある文言(ブランド名やキャラクター名)などを作品名や、作品説明に記載することは、禁止しております。権利を侵害するような模造作品も禁止しております。 例3)【既製品】 ハンドメイドではない既製品を販売・展示することは禁止しております。また、(国内外問わず)製菓会社から販売されているお菓子・食品等を加工し、販売・展示することも禁止しております。 例4)【その他】 シュガークラフト・・・食品ではなく観賞用であればOK デコパージュ石鹸・・・加工が施されていても石鹸として利用できるものは販売・展示 NG ソープカーピング・・・石鹸として利用できないようにニスなどでコーティングを施していただくことで販売・展示 OK |
:ミンネのよくある質問より引用
黄色にしたところに注目してください。
ブランドやキャラクター名を
作品名や作品説明欄に記載する事は禁止、
と記載されています。
先ほの『○○風マスコット』と販売していた方は
やはり規約に違反していますね。
この事からもわかるとおり
minneでは二次創作はNGでしょう。
もしどうしてもキャラクターを使いたいのなら
使用許可を取るという方法もあります。
許可をとれば商用利用することが可能になります。
許可が取れたなら商品説明欄に
「使用許可を取っている」と必ず記載しましょう。
オリジナルの作品が売れなくて
人気のキャラクターに便乗する……。
私も売れなくて焦っていた時期があるので
気持ちはすごくわかります。
人気キャラクターなら需要があることが
誰にでもわかりますもんね。
でもこれから先も
ハンドメイド作家としてやっていきたいのなら、
二次創作はやらない事をすすめます。
何故なら著作権を無視している人と思われてしまうから。
アニメや漫画の二次創作は
グレーな部分があるものの人によっては
違反と考える人もいるでしょう。
オリジナルの作品が売れるようになった時
こういう方に「昔違反行為をしていた人」と思われてしまったら?
マイナスのイメージがずっと付いて回ります。
売れていない時は苦しいですが、
技術を高めてオリジナルの一品を
生み出していきましょう^^
minne